大混戦の男子100m ベテラン勢が奮闘 小池、多田、桐生が決勝進出、大学生も4人 日本記録保持者・山縣、3連覇狙った坂井が準決敗退 予選では柳田失格、サニブラウン敗退の波乱

 「陸上・日本選手権」(4日、国立競技場)

 男子100メートル準決勝が行われ、決勝進出の8人が出そろった。

 準決勝1組では東京五輪代表の小池祐貴(30)=住友電工=が10秒16で1着、同五輪代表の多田修平(29)=住友電工=が10秒19の2着で決勝に進出した。

 3組では元日本記録保持者の桐生祥秀(29)=日本生命=は10秒21で2着となり、決勝に進出した。

 ベテラン勢が奮闘した一方で、井上直紀(早大)、木梨嘉紀(筑波大)、守祐陽(大東大)、関口裕太(早大)と大学生4人も決勝に進出した。

 決勝進出者8人は次の通り。

 小池祐貴 1組1着10秒16

 多田修平 1組2着10秒19

 井上直紀 2組1着10秒22

 大上直起 2組2着10秒25

 守祐陽  3組1着10秒20

 桐生祥秀 3組2着10秒21

 木梨嘉紀 1組3着10秒24

 関口裕太 3組3着10秒24

 日本記録保持者の山縣亮太(33)=セイコー=は3組6着で敗退。世界選手権代表入りは厳しくなった。3連覇を狙った坂井隆一郎(27)=大阪ガス=も10秒38の1組8着で敗退。予選では優勝候補とみられていた柳田大輝(東洋大)がフライングで失格。世界選手権2大会連続決勝進出のサニブラウン・ハキーム(東レ)は右股関節の怪我の影響で予選敗退となった。

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