馬瓜エブリン ENEOS電撃移籍 契約オファーなくデンソー退団表明
バスケットボール女子のWリーグ、ENEOSは1日、東京五輪日本代表の銀メダルメンバーでパリ五輪代表のフォワード、馬瓜エブリン(30)が加入すると発表した。ENEOSを通じ「歴史のあるENEOSの一員になれることをとてもうれしく思います。Wリーグ、皇后杯優勝に向かってしっかりと戦ってまいります」とコメントした。
2023年にデンソーに加入し、昨季までの2年間プレー。23年に皇后杯優勝を果たしたが、今年4月のプレーオフファイナルでは、富士通との第5戦に敗れて2年連続でリーグ優勝を逃していた。
6月30日に自身のインスタグラムでデンソーからの退団を表明。契約オファーをもらえなかったと記し「正直な感想をお伝えすると、困惑しました。いったいこの2年間はなんだったんだろう、と。急に頭が真っ白になりました」などとつづっていた。
また、三菱電機はパリ五輪日本代表ガードの吉田亜沙美(37)が加入すると発表した。昨季までアイシンでプレーした。
◇馬瓜エブリン(まうり・えぶりん)1995年6月2日、愛知県豊橋市出身。両親はガーナ出身で、14歳のときに家族全員で日本国籍を取得した。小学4年からバスケットボールを始め、東郷中から桜花学園高に進学。インターハイ、国民体育大会、ウインターカップを制する高校三冠を達成した。その後はアイシン、トヨタ自動車、デンソーでプレーした。五輪は、銀メダルを獲得した21年東京から2大会連続で出場。ポジションはパワーフォワード。180センチ。妹はパリ五輪代表のステファニー。





