バスケットボール女子の馬瓜エブリン（３０）が３０日、インスタグラムを更新。２シーズン所属したＷリーグのデンソーアイリスを退団することを表明した。

　エブリンは「２５－２６シーズンはデンソーからの更新のオファーがもらえず、退団する事になりました」と報告。続けて「正直な感想をお伝えすると、困惑しました。いったいこの２年間はなんだったんだろう、と」と心境を記した。

　銀メダルを獲得した東京五輪、パリ五輪でも日本代表に選出。デンソーには２３年に加入した。今年４月のプレーオフファイナルでは富士通との第５戦に敗れ、優勝ならず。富士通に皇后杯との２冠を許した。

　エブリンは「私はデンソーに来て皇后杯こそ優勝したけど、とにかくリーグで勝てず悔しくて、３度目の正直をどうやって果たすのか？考えていた矢先にこのような事があり、急に頭が真っ白になりました」と想定外だった様子。「実際のところはわかりません。（とてもよくわからない理由なのはよくわかってるが）しかしチームから構想外と言われてしまったので、プロとしてはしょうがないです」と記した。

　デンソーファンに感謝の思いを記したうえで「モチベーションがないとも言われましたが、モチベーションがないとここまで働けないので　場所が変わっても！頑張ります！」と、現役続行への意欲も示した。