長谷川帝勝が五輪2冠&日本勢第1号金メダル宣言「おれが主役になる」同級生・荻原も対抗心「おれが主役」TOKIOインカラミ所属会見

 スノーボード男子で、ビッグエアとスロープスタイル日本代表の長谷川帝勝(19)と、荻原大翔(19)が13日、都内でTOKIOインカラミの所属会見を行った。同社はハーフパイプ男子の平野歩夢、スピードスケート女子の高木美帆など、ウインタースポーツのトップ選手が集まる。長谷川は「入れたことはうれしく思う」と実感を込め、荻原も「『サポートされるよ』と聞いたときは驚いたし、うれしかった」と喜んだ。

 長谷川は昨季ワールドカップ(W杯)のビッグエア年間王者で、荻原は昨年1月のXゲームで世界初となる横6回転半の大技を成功させて優勝した実力者だ。2人は小学時代から大会で切磋琢磨(せっさたくま)しあってきた仲で、来年のミラノ・コルティナ冬季五輪での活躍に期待がかかる。長谷川が「ミラノ五輪は俺が主役になります」と意気込むと、荻原も「帝勝も言ってますけど、おれが主役になります」と対抗心を燃やした。

 7月までは国内で調整し、8月からは雪が積もるオーストラリアやニュージーランドで練習。11月からシーズンが開幕し、W杯、Xゲームと参戦して五輪に照準を合わせていく予定だ。

 五輪では男子ビッグエアは大会2日目の2月7日、スロープスタイルは大会13日目の同18日に実施される。日本勢の成績によっては、男子ビッグエアが日本勢1号メダルになる可能性もある。長谷川は「目標はみんな『金メダル』が定番だと思うけど、それはおもしろくない。ビッグエア金メダルで日本人第1号になってやろうと思っている。約10日後にはスロープスタイル。2回自分の名前をはせられるように」と力強く宣言した。

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