元稀勢の里が長嶋茂雄さん死去悼む、長嶋さんは自身の初優勝を観戦していた

 二所ノ関親方
 17年初場所14日目、大相撲を観戦する長嶋茂雄さん(後方中央)
 17年初場所14日目、逸ノ城(左後方)を寄り切りで下した稀勢の里
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 大相撲の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が3日、プロ野球・巨人から国民的スターとして活躍を続けた長嶋茂雄氏が89歳で死去したことに言及した。茨城・阿見町の部屋で朝稽古後に報道陣に対応した。

 二所ノ関親方は一報に驚きつつ「残念ですね」と言葉を口にした。

 自身が初優勝を遂げた2017年初場所14日目を長嶋さんは観戦。稀勢の里は支度部屋で待機している時に白鵬が敗れ、優勝が決まった。場所後は横綱に昇進し、貴乃花以来の日本出身横綱の誕生が注目を集めた。

 二所ノ関親方は、直接的な交流はなかった、というものの、改めて「残念ですね」と話していた。

 また、宮城野親方(元横綱白鵬)が9日付で日本相撲協会を退職することに対しては「現役中こそあまり喋らなかった。引退してから話す機会がたくさんあった。ここからというところで、非常に残念。『これから一緒に頑張っていこう』という話もした」と語っていた。

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