高橋藍「経験の差が出た」「相手を意識しすぎた」 準決勝で敗れ、世界クラブ選手権の出場ならず バレーボール男子 アジア・チャンピオンズリーグ

 「バレーボール男子・アジア・チャンピオンズリーグ、サントリー2-3アルラヤン」(17日、島津アリーナ京都)

 アジアのクラブ王者決定戦の準決勝が行われ、サントリーはフルセットの末に敗れた。18日の3位決定戦に回る。今大会の優勝、準優勝の2チームに与えられる12月開催予定の世界クラブ選手権(開催地未定)の出場権は獲得できなかった。

 試合開始から一進一退の続いたものの、最後に力尽きた。第1セットから高橋藍は持ち味のバックアタックに、フェイントも織り交ぜた。身長218センチのムセルスキーの強打も加わり、25-22でものにした。

 第2セットは22-25で失ったが、第3セットは高橋藍のスパイクがブロックアウトを誘うなど、25-23でものにした。第4セットは23-25で競り落とし、迎えた第5セット。最後まで主導権を握れず、マッチポイントを2回しのいだが、はね返すことはできなかった。

 チームで日本勢最多の20得点を挙げた高橋藍は「目標としていた世界クラブ選手権の出場権が取れなかったことに悔しさがある。もちろん負けは負けなので、それぞれの選手が反省している部分もある。この負けを次につなげていかないといけない」と語った。

 カタールのアルラヤンは、SVリーグ初代MVPのニミル・アブデルアジズらを擁し、2014年の世界クラブ選手権で準優勝した実績がある強豪。今大会は1次リーグD組に属し、2試合はともにストレート勝ち。準々決勝のアクトベ(カザフスタン)戦で1セットを落としただけだった。

 高橋藍は「経験の差が出たのかなと。試合中も感じていた。相手を意識し過ぎた部分もあった。感じたことのない高さで来ることもあった。自分たちのバレーボールを見失うシチュエーションもあった。世界なので、いろいろな国の選手と戦う。自分たちを信じて、自分たちのバレーボールを通せるように、その経験やメンタリティーは、まだまだ必要だと感じた」と振り返った。

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