特別表彰の西田有志「ヘイトを買うことも自分が率先。藍は興味を持ってもらうような発信」 影響力、発信力発揮で高橋藍と受賞
バレーボールの大同生命SVリーグの年間表彰式が8日、都内で開かれた。大阪Bの西田有志とサントリーの高橋藍が、リーグの認知や集客を押し上げる顕著な影響力や発信力を発揮した実績に対して贈られる特別表彰「アタック・ザ・トップ賞」を受けた。
壇上で「日本中、世界中が注目する中で自身の影響力、発信力をどう捉えていたのか」と問われた西田は「まずこの表彰をいただけること非常に光栄に思います。また自分の影響力を持っていいシーズンを作れるようにまた努力していきたいと思います」と感謝と同時に決意表明。その上で「代表もそうだがいろいろとメディアに出させていただいて、僕と藍とで『盛り上げようぜ』と話して始まったのがこのSVリーグ1年目。その中でいい影響、反響も多いところは承知の上で、ヘイトを買うことも自分が率先してやるし、藍の方はバレーボールをより興味を持ってもらえるような発信をしてもらうっていうようなところになってたと思う。役割分担じゃないが、勝手にそういう風になってやれたというところは非常によかったと思う」と振り返った。さらに「何よりもまだまだ課題が残っているSVリーグだったかもしれないが、まずこうして試合を終えられたことは非常によかった」と話した。
高橋は「自分たちが率先してSVリーグを盛り上げていこうという話し合いをシーズン最初にしたのを覚えている」と明かし、「自分にしかできないこと、西田選手にしかできないこと、という部分をバレーボールファンやバレーボールを知らない方々、リーグ運営の方々とともにSVリーグを盛り上げていこうと。今シーズンは手探りというか挑戦を一番に考えてやっていたが、課題やもっともっと良くしていけるものを見つけられたと思う。次のシーズンもいろんなことを発信して皆さんとともに盛り上げられたら」と話した。




