サントリーがSVリーグ初代王者 高橋藍がチームけん引「集大成が出せた試合になった」

 「SVリーグ男子・プレーオフ決勝、サントリー3-0愛知」(5日、ららアリーナ東京ベイ)

 サントリーがストレート勝ちでSVリーグ初代王者に輝いた。高橋藍は「優勝できてほっとしている。みんなで取った最後の1勝。成長しながらファイナルに合わせられて、集大成が出せた試合になった。今シーズンで1番良いバレーボールができた」と振り返った。

 第1セットはサーブに苦しむ場面もあったが、それ以降は修正。初のららアリーナ東京ベイでの試合だったがきっちり適応し、チームでは日本選手トップの15得点を決めた。「試合の中で調整していく部分が自分の中で重要だった。サーブミスが多い中でも、自分たちのリズムを崩さずにしっかり最後の1点を取りきるところまでできたのが大きかった」と話した。

 頂点に立った瞬間は、真剣な表情が崩れ、最高の笑みがはじけた。しかし、藍にとっては通過点。「日本一にならないと、世界一のチームになるのは難しい。世界につながる良いポイントとして取れたのは大きい。もっと1点にこだわっていくことが求められる」。チームの目標である世界一へ、さらなる高みを追い求める。

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