大阪MがSVリーグ初代王者 主将・田中瑞稀がMVP

 「SVリーグ女子・プレーオフ決勝、大阪M3-0NEC川崎」(3日、有明アリーナ)

 大阪Mが2戦先勝方式で行われた決勝で、2日の第1戦から2戦連続でストレート勝ちを収め、SVリーグ初代王者となった。

 第1セットは終盤までもつれたが、大山遼の強打で先取。第2セットも後半から連続得点を重ね、なんとか取り切った。第3セットでは、12-12から5連続得点。最後はファンヘッケが強烈な一打を決め、頂点に立った。

 昨季は、前身のVリーグの決勝でNEC川崎に敗れ、その悔しさは消えていなかった。雪辱を果たすと、コート上で歓喜の輪をつくった。

 主将の田中瑞稀はゲームを通じて積極的に攻撃し、日本代表の佐藤淑乃のスパイクをブロックするなど躍動。表彰式でMVPに選出された。ヒーローインタビューでは「歴史に名を刻めてすごくうれしい。最高です!」と喜んだ。

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