大相撲 新弟子検査に魔裟斗登場!「魔裟斗さんのように強くなって魔裟斗をしこ名にしたい」
「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)
新弟子検査が2日、東京・両国国技館内の診療所で行われ、14人が受検。谷野魔裟斗(16)=秀ノ山=は身長168センチ、体重78キロで体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)を満たした。
徳島市出身の谷野は相撲部に所属した徳島・名西高校を中退し、秀ノ山部屋に入門。師匠の秀ノ山親方(元大関琴奨菊)からは「返事をしっかりしよう」と指導を受けている。野球を経て、中学2年から相撲を本格的に始めた。押し相撲を磨いてきたという。
名前の魔裟斗は元キックボクサーでK-1MAX(70キロ級)で活躍した、現タレントの魔裟斗が由来。谷野は「母も父も魔裟斗さんの大ファンでした」と語り、「名前だけで強そうだな、と言われたりしました」と思い出を語った。
しこ名は名字の「谷野」で臨む予定だが「魔裟斗さんのように強くなって『魔裟斗』をしこ名にしたい」と夢を語っていた。
この日は受検者全員が体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。





