「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」（１９日、東京体育館）

　女子フリーが行われ、坂本花織（シスメックス）は１４５・００点で３位だった。今季最終戦を終え「今シーズンが始まる前から、来シーズンも合わせて２年でひとつとっていうのを言っていた。ここで折り返し地点。前半は課題を残して終われた。本当に試行錯誤をたくさんしたシーズンだったけど、それはそれで本当に良かった」と話した。

　今季、ショートプログラムではタンゴに初挑戦。情熱的な音楽に乗せ、力強く滑り切った。フリーでは、ミュージカルの名作である「シカゴ」のアップテンポな曲を使用。「このフリーをやる前は、合うかなっていう不安があったんですけど、これだけ密度の濃いプログラムを作ってもらって。最初は今シーズンの１年で間に合うかなって不安はあったんですけど、試行錯誤しながらも、最後はちゃんと自分のものにできたんじゃないかなと思う。すごく自信になった１年でした」と振り返った。

　ミラノ・コルティナ五輪がある来季のプログラムは「正直、もうちょっと落ち着いた曲が良いかなっていう（笑）今シーズン、ショートもフリーもやって思いました。ちょっと息をつかせてほしいです」と笑った。