佐藤駿がノーミス5位 前夜38度発熱乗り越え「ほっと」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(17日、東京体育館)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、佐藤駿(エームサービス・明大)は93・68点で5位だった。

 演技後は前夜から発熱していたことを告白。就寝中に頭痛で起きてしまうほどで、一時は38度近く発熱していたという。この日は、これまで冒頭に実施していた4回転ルッツを封印。構成は落としたものの、体調不良の中でノーミスで滑り切り「6分間練習はふら~となったが、本番はしっかり最後までできたのでよかった。今は本当にほっとしている」と胸をなで下ろした。

 冒頭の4回転トーループをクリーンに着氷。続くルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも成功させ、最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も降りた。前回の23年大会は76・45点の11位だっただけに、「そのこともあったので、また迷惑をかけたらいけないなという思いで頑張った」と笑顔をのぞかせた。

 22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は93・73点で4位に付け、イリア・マリニン(米国)は106.8で首位。来年のミラノ・コルティナ冬季五輪前最後の団体戦で、日本は4大会ぶりの優勝を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス