国学院大・前田監督「平林が抜けたら弱くなると言われるのが嫌」反骨心原動力に大学勢トップ3位

 「ACNエキスポ駅伝」(16日、万博記念公園~夢洲)

 史上初の実業団と大学駅伝トップチームの激突はトヨタ自動車が、2時間32分48秒で全区間で1位を守る圧勝劇で優勝し、社会人の貫禄を示した。

 大学勢トップは2024~25年シーズンの大学三大駅伝で2冠の国学院大学。1区の青木瑠郁は4位で滑り出したものの、2区尾熊迅斗、3区上原琉翔がともに区間2位の走りで挽回。全体2位で4区にタスキをつなぐと、6区で富士通に2位の座を明け渡したものの、優勝のトヨタ自動車と1分30秒差で、大学勢トップの座の3位を守り切った。

 今年の箱根駅伝まで絶対的エースとして君臨した平林清澄(4年)は出場せず。3月の開催では4年生の出場が難しく、前田康弘監督(47)は「しょうがないですけどね。このタイミングではできない」としながらも「今年のスタートみたいな大会。2、4、6区の1年生が育ってくれたら今年はまたもう一歩上に行ける。どうしても“平林色”が強いから『どうせ平林が抜けたら弱くなる』と言われるのが嫌なんですよ。そう言われたくない部分が逆に力になりつつある」と新世代の反骨心を感じていた。

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