青学大・原晋監督「瀬古さん以来の国民スター誕生の予感」と投稿 熊日30キロロードの猛スパートに「やはり勝負する領域はマラソンだな!」
正月の箱根駅伝を連覇した青学大の原晋監督が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。16日の熊日30キロロードレース(熊本市通町筋-びぷれす熊日会館前)で男子の部を1時間30分34秒で制した鶴川正也(青学大4年)について「素晴らしいラストスパート!瀬古さん以来の国民スター誕生の予感」と称賛した。
レースは24キロで鶴川と米満怜(コニカミノルタ)と2人が抜け出す展開。残り300メートルで鶴川がまるで短距離走のようにスパートし、笑顔でゴールテープを切った。
このシーンに1983年の福岡国際マラソンで競技場に入ったラスト100メートルで猛然とスパートし、好敵手のイカンガー(タンザニア)を振り切った瀬古利彦を思い起こしたのか。原監督は「やはり勝負する領域はマラソンだな!」と続け、鶴川の将来性への期待感を記した。
鶴川はレース後のインタビューで「ラストスパートで大きく突き放すというプランだったので、その通りになって良かったです」と話していた。





