「アイスホッケー女子・ミラノ・コルティナ五輪最終予選、日本代表４－１中国代表」（９日、ｎｅｐｉａアイスアリーナ）

　既に五輪出場権を得ていた世界ランキング７位の日本は同１２位の中国を４－１で下し、３戦全勝の勝ち点９で終えた。日本は８日の第２戦を終えて１位を確定させ、４大会連続５度目の五輪出場を決めていた。ポーランドを９－０で退けたフランスが勝ち点６の２位。中国が同２で３位、ポーランドが同１で４位だった。

　ミラノ・コルティナ五輪の日本勢一番乗りを決めていた「スマイルジャパン」は全勝で大会を終えた。３戦連発となる先制点を挙げ、チームを波に乗せたＦＷ輪島は「勢いを持ってこられてうれしい」と、はじけるような笑みを浮かべた。

　第１ピリオド３分過ぎ。輪島はゴール前で相手のマークを外してパスを受け、シュートを決めた。３試合計５ゴールで五輪出場権獲得の立役者に。前回の北京五輪では代表候補に挙げられながらも右手首脱臼の影響で出場できなかっただけに「ミラノで結果を出したい」と力強く話した。