錦織圭がストレート負け 世界ランキング77位の難敵にリベンジ許す デ杯英国戦・初日は1勝1敗で2日目へ

 第1セットで苦しい状況に追い込まれ、添田監督からアドバイス(左)を受ける錦織
 シングルス第2試合で敗れた錦織圭
 シングルス第2試合で敗れ、引き揚げる錦織圭
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 「男子テニス・デビス杯・予選1回戦、日本-英国」(31日、ブルボンビーンズドーム)

 世界ランキング70位の錦織圭(35)=ユニクロ=は同77位のジェーコブ・ファーンリーに3-6、3-6のストレート負けを喫した。初日は第1試合で西岡良仁がビリー・ハリスを下しており、1勝1敗で第2日を迎えることになった。

 昨年11月にはヘルシンキ開催のツアー下部大会で同カードの対戦があり、錦織がストレートでファーンリーを下していた。ただ、ファーンリーは全豪オープンで3回戦に進出した地力の持ち主。全豪初戦ではオーストラリアの強豪であるニック・キリオスを激戦の末に破っており、錦織はデビス杯の前日会見で「全豪で良い成績を残していたので、(前回と)ちょっと変わっているかもしれない」と警戒を寄せていたが、リベンジを許すことになった。

 試合後の会見では「きょうは自分がずっと悪かった」と頭をかいた。サーブの感覚が悪く「この1週間くらいは最高ではなかった。日によってみたいなのは続いていたけど、その不安が出てしまった」と本領を発揮できず。「(相手に)楽にプレーさせていたというのはあるけど、サーブが良かったのと、プレーも攻撃的に来ていた」とファーンリーに押され、「もう少し我慢してつないだり、作戦を変えたりできれば良かったけど、それをする間もなく負けちゃった感じ」と反省した。

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