伊藤美誠が“みうみま”対決制し4強入り「一番うれしい勝ちでした」 張本美和との準決勝は「楽しみたい」
「卓球・全日本選手権」(25日、東京体育館)
女子シングルス準々決勝が行われた。2018年の決勝以来7年ぶりに伊藤美誠(スターツ)と平野美宇(木下グループ)が激突した“みうみま”対決は、美誠が4-3で勝利。「接戦で自分のものにすることができたっていうことに関しても、平野選手に勝ったっていうことに関しても自分のためになった。全日本にちっちゃい頃から出てる準々決勝の中で、一番うれしい勝ちでした」と喜んだ。
第4ゲームを終えて2-2。第5ゲームを平野に奪われ、第6ゲームも先にマッチポイントとされたが、ここから反撃に出た。8-10から4連続得点で勝利すると、流れをつかみ最終ゲームは11-6で快勝。勝利の瞬間は小さく左拳を握った。「1ゲーム目から接戦で、最後のゲームもリードできたことが良かった。1点目から思い切ってできて良かった。久しぶりに最終日に残ることができてうれしい」と振り返った。
準決勝では、前回大会準優勝の張本美和と戦う。「張本選手はどんな選手にもすごく思い切ってチャレンジャーの気持ちで来ると思うんですけど、その中でも、自分自身では完全な年上選手とやるくらいの気持ちで、チャレンジャーの気持ちを越したいというのが一番。楽しみたいという気持ち」と意気込んだ。





