リーグワン 昨季2位の埼玉が開幕戦勝利 3季ぶりの優勝へ好発進 東京SGから5トライ奪い快勝

 前半、トライを決める埼玉・長田智希(撮影・西岡正)
 前半、トライを決め、選手に祝福される埼玉・長田智希(左から2人目)=撮影・西岡正
 前半、東京SG・尾﨑泰雅(左から2人目)にタックルする埼玉・稲垣啓太(同3人目)=撮影・西岡正
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 「ラグビー・NTTリーグワン、東京SG12-33埼玉」(21日、味の素スタジアム)

 昨季2位の埼玉が一度もリードを渡さず東京SGに勝利。開幕戦を白星で飾り、3季ぶりのリーグ優勝へ好発進した。

 序盤はホームの東京SGに押し込まれるも得点を許さない埼玉。すると、前半12分にSO山沢京がPGを決めて先制する。相手が一時退場者を出し数的有利だった22分には、テンポの良いパス回しで守りを崩し、最後は日本代表WTB長田が今季初トライ。38分にも長田が相手選手と頭の接触がありながらトライを奪い、13-0で前半を折り返した。

 後半4分に相手のトライで点差を縮められるが、その後は昨季リーグ最少失点の堅守が光り、簡単に得点を許さない。攻撃でも着実にリードを広げる盤石の試合運びで勝利を収めた。東京SGは、前半23分の南アフリカ代表WTBコルビの負傷退場に加え、2度のシンビンが響いた。

 また、埼玉は昨季途中に負傷のため離脱したプロップ稲垣が約11カ月ぶりに先発で復帰。強烈なタックルを見せる場面もあり、後半7分までプレーした。

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