17歳・成田実生、2種目五輪切符ならず大号泣「最高のレースができなくて悔しい」 五輪内定の400個に「悔しさつなげる」

 五輪行きを決めた大橋悠依(手前)と言葉を交わす成田実生(撮影・吉澤敬太)
 力泳する成田実生(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(24日、東京アクアティクスセンター)

 女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、すでに400メートルの同種目で代表に内定している17歳の成田実生(金町SC)は3位に終わり、この種目での代表入りはならなかった。2分10秒39で、派遣標準記録の2分10秒70は突破したが、優勝した大橋悠依(イトマン東進)、2位の松本信歩(東京ドームS)に先着を許した。

 成田はレース後、涙が止まらず。「(今大会)最後のレースだったから、優勝して、代表(を決める結果)で、最高のレースがしたかった。できなかったのがすごく悔しい」と目を赤くした。

 あふれる涙を流しながら、取材には丁寧に応えた。「大橋さんみたいに2個メ(=200メートル個人メドレー)も4個メ(=400メートル個人メドレー)も泳げる選手になりたいから、2個メも代表に入りたかった。大橋選手と松元選手が私よりも努力してた。この悔しい気持ちを4個メにつなげてパリでは頑張りたい」と言葉を絞りだした。

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