池江璃花子 50自で五輪切符逃し号泣「すごく不甲斐ない結果だった」 100バタで五輪内定も「もっと自信をつけないと」と涙、涙

50M自由形の五輪切符は獲得できず、険しい表情を見せる池江璃花子=東京アクアティクスセンター(撮影・吉澤敬太)
 50M自由形での五輪行きを逃し肩を落とす池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
 50M自由形での五輪行きを逃しかたい表情の池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(24日、東京アクアティクスセンター)

 女子50メートル自由形決勝が行われ、池江璃花子(横浜ゴム)が24秒88で1位になったものの、日本水泳連盟が定める派遣標準記録(24秒55)を突破きず、2種目目の五輪代表は逃した。

 復帰後ベストタイムは24秒74で決勝の舞台で復帰後の自己ベスト更新とはならなかった。

 池江は「今回振り返ってもいいレースが一個もなくて…。こんなに頑張ってきたのに、結果が出なくてすごく悔しい。パリが決まったって素直に喜べない自分もいる。すごく不甲斐ない結果だった」と涙を浮かべた。

 「(五輪切符)決まってもあと0・01秒遅かったら(代表落ちだった)と思うと、そういうことばかりで、すごく嬉しいけどなんでこんななんだろうって泳ぐたびに思った」と終始、不安にさいなまれていたことを涙ながらに吐露した。

 100メートルバタフライでは代表に内定したが、「この数カ月かは競泳人生で一番ぐらいに頑張った。でもこんな結果で、みんなにパリ行けたよって言えるけど、満足できないのが嫌。もっと自信をつけないとトップには立てない」と最後までに涙を見せながら、危機感を募らせた。

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