出雲市の飯塚市長「大変残念」出雲駅伝出場選手のアンチ・ドーピング規程違反で創価大の2位などが失効

 昨年10月に開催された出雲全日本大学選抜駅伝競走を日本学生陸上競技連合と共催する島根県出雲市の飯塚俊之市長は15日、大会で2位に入った創価大の出場選手によるアンチ・ドーピング規定違反で大会成績が修正されたことを受け「主催者として大変残念に思っております」とコメントを発表した。

 この日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は創価大のリーキ・カミナ(3年)が昨年9月の日本学生陸上競技対校選手権におけるアンチ・ドーピング規程違反によって2023年10月12日から3年間の資格停止処分にすると発表。カミナは出雲駅伝3区に創価大メンバーとして出場し、区間2位の成績を残しチームも2位に入ったが、チームの総合成績と創価大選手の個人成績はいずれも失効すると日本学生陸上競技連合が成績の修正を発表していた。

 飯塚市長のコメントは以下の通り。

 ◇  ◇

 本日、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)より、2023年9月に開催された天皇賜盃第92回日本学生陸上競技対校選手権大会でのドーピング検査の際にアンチ・ドーピング規程違反が確認されたことについて発表がありました。

 当該選手は、令和5年10月9日に開催した「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走」に出場しており、主催者として大変残念に思っております。

 「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走」の順位等の取扱いについては、共に主催していただいております公益社団法人日本学生陸上競技連合による発表のとおり、当該選手の所属大学及び当該選手並びに所属大学の選手の記録は失効とし、他大学の順位及び他大学の選手における区間順位は繰り上がるものといたします。

 なお、次年度大会(第36回大会)における各地区の出場枠に変更はございません。

 修正後の大会結果(リザルト)については、2月下旬を目途に、出雲駅伝公式ホームページに掲載いたしますので、ご確認ください。

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