バドミントン 奥原希望がわずか31分快勝発進 女子では歴代2位タイの6度目V狙う
「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
女子シングルス1回戦が行われた。2大会ぶり6度目の優勝を狙う奥原希望(太陽ホールディングス)が、織田遥(日大)を2-0(21-15、21-8)で下し、初戦を快勝した。
連覇の懸かった前回大会はけがで欠場し、2大会ぶりの出場。第1ゲームでは5連続得点、第2ゲームでは8連続得点など終始優位にゲームを進め、わずか31分で圧勝した。
16歳8カ月の史上最年少で日本の頂点に立ち、16年リオデジャネイロ五輪では同種目初の銅メダルを獲得。21年東京五輪はベスト16となった。近年はけがに悩まされて不振が続いていたが、今季の8月の世界選手権8強、オディシャマスターズVなど復活の兆しを見せている。
24年パリ五輪選考ランキングは日本勢3番手の22位。6度目のVなら北田スミ子の8度に次ぐ、女子歴代2位タイの記録。23年を最高の結果で締め、五輪の年につなぐ。
【女子シングルス優勝回数】▽8回 北田スミ子
▽6回 湯木博恵
▽5回 広瀬栄理子、中山紀子、奥原希望
▽4回 山口茜、水井妃佐子




