ラグビー 名門・同大が大体大を破り1部残留を決定!創部以来史上初の2部降格は回避 山本主将も安堵「同志社を守る戦いが全員できた」
「関西大学ラグビー・入れ替え戦、同大62-21大体大」(9日、天理親里競技場)
リーグ戦で7戦全敗を喫し、1部にあたるAリーグ最下位に沈み、2010年以来の入れ替え戦に臨んだ同大だったが、最後の最後で伝統の底力を存分に発揮した。アタックでもディフェンスでも大体大を圧倒して快勝。Aリーグ残留を決めて、史上初のBリーグ(2部)降格を免れた。
何が何でも負けるわけにはいかない。気迫で上回る同大が、シーズンの最後でようやく本来の実力を見せつけた。先制トライは前半10分。自陣でのインターセプトから逆襲して、WTB岩本総司(2年)がインゴールへ飛び込んだ。さらに15分と21分にはラインアウトからモールを押し込んで連続トライ。26分には右に展開してSO嘉納一千(4年)がトライを奪い、さらにロスタイムの43分にもフッカー大山卓真(4年)トライを奪って、前半を38-0と大きくリードして折り返した。
後半開始早々にもトライを奪ったが、5分にラインアウトからモールを押されて、大体大フランカー堀田凌永(3年)にトライを決められ初失点。その後も大体大の反撃に苦しむ時間帯もあったが、8トライを奪い、SO嘉納が10本のキックを全て成功させるなど41点差をつけてノーサイド。大学日本一に4度輝いた関西ラグビーの雄が、創部以来最大のピンチを脱出した。
試合後の記者会見で宮本啓希監督は「準備してきたことが100パーセント出せた。前半で絶対にゲームを決めるというプランと、スクラムでペナルティーが取れたのが勝因です」と残留を決めて安堵(あんど)の表情。苦境のチームを引っ張ってきたプロップ山本敦輝主将(4年)も「同志社を守る戦いが全員できた。ここまでの苦しい思いをぶつける気持ちだった」と振り返った。




