島田麻央がSP73・21点で笑顔 ジャンプ全て降り自己ベストに迫る高得点「すごい歓声を頂いて力になった」

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(27日、ひろしんビッグウェーブ)

 女子ジュニアのショートプログラム(SP)が行われ、昨季の世界ジュニア女王の島田麻央(14)=木下アカデミー=が73・21点で、自己ベストの73・78点に迫る高得点だった。

 冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を降りると、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプ、3回転ルッツも降りた。今季のSPは世界的歌手レディー・ガガの「Americano」で、情熱的に舞って盛り上げた。

 演技後には笑顔を見せ、点数が出ると目を丸くして喜んだ。「すごい歓声をいただいて、それが力になって滑ることができた」と感謝した。「最近では自信を持って滑ることを心がけていて、そういう風に心がけたらよくなった」と表現面でも工夫しているという。

 今大会に出場したのは、3連覇がかかる全日本ジュニア選手権(11月18日~19日)に向けて「練習と思って一つ試合に出たかった」ことが理由。29日のフリーでも好演技をして、弾みをつける。

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