男子マラソン出た!世界新2時間0分35秒 23歳キプタムV 従来から34秒更新で史上初0分台突入
「シカゴマラソン」(8日、シカゴ)
今回が3度目のマラソンだったケルビン・キプタム(23)=ケニア=が2時間0分35秒の世界新記録を樹立し、初優勝した。五輪2連覇中のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が昨年9月に出した従来の記録、2時間1分9秒を34秒更新し、史上初めて2時間0分台をマークした。日本勢は市田孝(旭化成)が2時間8分57秒で10位に入ったのが最高だった。
世界記録の更新を確信し、最後の直線で何度も沿道に腕を突き上げた。キプタムは終盤にペースを驚異的に上げ、同胞の英雄キプチョゲの記録を34秒も塗り替えた。史上初の2時間0分台に突入した23歳の新鋭は「素晴らしい結果になって、とてもうれしい」と破顔した。
序盤から5キロを14分16~30秒で刻み、30キロを1時間26分31秒で通過した。世界記録から少し遅れるペースだったが、ここからの走りが異次元だった。「さらにいけると思った」と一気にスピードをアップ。30~35キロを13分51秒、35~40キロを14分1秒で駆け抜けて独走する。躍動感は最後まで失われず、2位に3分27秒の大差をつけた。
世代交代を印象づけた新時代の旗手。史上初の“2時間切り”の期待も膨らむ。「パリ五輪でも同じようなペースで走れる自信がある」と金メダル獲得に意欲をのぞかせた。
