2023.07.05

アーチェリー・東京五輪銅の古川高晴　フォーム改造　世界選手権へ完成度７、８割も「手応えはっきり」

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　来年のパリ五輪の出場枠をかけたアーチェリーの世界選手権（３１日開幕・ベルリン）に出場する近大出身の４選手が４日、奈良県生駒市で練習を公開した。男子で東京五輪の団体、個人銅メダルの古川高晴（３８）＝近大職＝は、「目指すのはパリ五輪での金メダル。枠取りは問題ない」と力強く話した。

　１２年ロンドンで個人銀メダル、東京で銅メダルを獲得。五輪６大会連続出場がかかるパリでの金メダルへ向けて、東京五輪直後から取り組むのがフォーム改造だ。古川は「引いて打つ瞬間に、小手先に力が入ってしまう。体の中心部分の力を使って弓を引いて打つことを意識している」と説明。「僕のコア（核）な部分」を立て直す作業は現在７、８割という完成度だが、「手応えははっきりある」と言い切った。