照ノ富士 ケガから再起を期す夏場所出場への心境 「まだ時間ある」
大相撲で4場所連続休場中の横綱照ノ富士(31)=伊勢ケ浜=が22日、横浜アリーナで行われた春巡業に参加した。横綱土俵入りを披露し、取組では関脇豊昇龍を寄り切り。両膝のケガから再起を期す夏場所(5月14日初日、両国国技館)への仕上がりについて「まだ時間はあるし、本場所で相撲を取ってみないとわからないこともある。そういったものを、自分の体で早めに感じてやっていきたい」と語った。
同学年で親交のある柔道男子五輪2連覇の大野将平が、3月に指導者転身を表明。連絡を取っていたという横綱は「同じアスリート。お相撲さんもそうだけど、いずれそういう日が来る。だから、選んだ道で一生懸命頑張っていくんじゃないかな」と共感する思いを口にした。





