照ノ富士 夏出場に向けて計画増量 両膝のケガ回復傾向へ「徐々によくなっている」
大相撲の横綱照ノ富士(31)=伊勢ケ浜=が17日、東京・靖国神社での奉納相撲に参加した。両膝のケガで4場所連続休場中だが、15日の神奈川・藤沢巡業で昨年10月の手術後初めて取組に復帰。この日も横綱土俵入りと取組を行い、「徐々によくなっている」と回復の手応えを明かした。
春場所の休場要因にも言及した。手術後に足への負担を減らすために20キロ減量。春場所に向けた体作りで急ピッチで20キロ増量したところ、持病の糖尿病が悪化したという。現在は10キロ落とした体重を「調整しながら」徐々に戻していく計画だ。
部屋の稽古でも関取衆との申し合いを再開した。夏場所(5月14日初日、両国国技館)に向けては「もちろん出る予定」と力強く宣言。描く復帰プランを着々と進めていく。




