橋本大輝 今年1月に腰を疲労骨折していた 「100%とは言い切れない」も、あえて前向き「あん馬の完成度上がった」

 「体操・全日本個人総合選手権」(19日、東京体育館)

 20日の開幕を前に公式練習が行われた。3連覇を狙う東京五輪2冠の橋本大輝(21)=順大=は、今年1月に疲労骨折していたことを明かした。

 昨年から痛めていた腰に、年明けから再び痛みが出てきて病院に行った所、疲労骨折が発覚した。そこからは「2カ月ぐらいほとんど練習してない。(特に腰が痛い)床、跳馬も2カ月やっていない」と万全な準備は積めなかった。

 まだ完治はしておらず、「6種目の体力が戻っていない」とも話す。ただ、「その間は腰が痛くないあん馬の練習をずっとしてた。あん馬の完成度だけ上がってきてて、ポジティブに捉えて。つり輪の力技が強くなったのも腰の影響。いいことだらけ」と、あえて前向きに捉えている。

 東京五輪で金メダルを獲得した鉄棒は(技の難度を示す)Dスコアを上げて挑む。「100パーセントとは言い切れない」中でも、「自分の演技をしっかりとして、最後までミスなくしたい」と、今できる全てを出す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス