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内村航平が悲壮覚悟 肩に1年100本以上注射も癒えず、来年は「『無』理しないと」

 体操男子のロンドン、リオデジャネイロ五輪個人総合2連覇の内村航平(30)=リンガーハット=が29日、豪州合宿を終え、成田空港に帰国した。温暖な地で2週間の調整を終え、「最初から最後までかなり体は動いた。やりたかったことはほとんどできた。6種目のほとんどの準備は終わったので、演技の練習に入っていける」と手応えを口にした。

 今季は両肩痛の影響もあり、4月の全日本選手権でまさかの予選落ち。世界選手権代表入りも逃す悔しいシーズンとなった。集大成と位置付ける来年の東京五輪に向け、正念場を迎えている30歳。今年の漢字一字には「痛」を挙げ、「いや~『痛』かった。今も『痛』い。今年もあと3日ですけど、『痛』みを引きずっている」と告白。来年の漢字一字は「無」とし、「まず痛みを『無』くしたいというのと、五輪に向けて『無』理しないといけないなと」と覚悟を示した。

 今年、肩には100本を超える注射を打ったという。「先生からは100本は超えたと言われた。そんなに打っていいものかは分からないけど、今のところ害はない」と苦笑いしつつ、「ここまでずっと痛いというのはなかった。今までは痛くても2~3カ月。まるまる1年ぐらい気になるぐらい痛いというのが続いている」-。

 だからこそ、まだ先は見据えられない。五輪については「まだそこまで見えていない。出たい気持ちはあるけど、近いものでもないかなという感じです」と率直に明かした。ここからいかに悪化させず、選考会が始まる春までコンディションを持っていけるか。「寒さを超えていける状態にはなっていると思う」。慎重な調整を積み重ねていく。

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