高橋藍 藤井直伸さん死去の悲しみ綴る「正直まだ受け入れられない」代表合宿で最初にご飯に「学んだこと凄く多かった」

 高橋藍
 高橋藍のインスタグラム@ran.volleyball0902より
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 バレーボール男子日本代表の高橋藍(21)=パドヴァ=が14日、自身のインスタグラムを更新し、胃がんのため10日に31歳で亡くなった東京五輪日本代表の藤井直伸さんへの思いをつづった。

 「なんだろうこの気持ち。正直まだ受け入れられない。数週間前まで連絡もしていたのに。またこの時みたいにヨシヨシしてくれるんですよね」と、代表での試合中に藤井さんに頭をなでられているシーンの写真とともに悲しみを記した。

 「でも、藤井さんならきっと『お前なに泣いてんだよ』とまた背中を押してくれるんだろうな」と思いを寄せ、「先日の試合後、藤井さんとの出会い、思い出を頭に思い浮かべていた。藤井さん僕が18歳で代表合宿に参加した時、すごく緊張していた時、笑顔で声かけてくれたこと今でも覚えています。そして最初にご飯に連れて行ってくれましたよね。その藤井さんの優しさ、明るさから学んだことは凄く多かったです。そんな藤井さんと一緒にバレーボールができたこと、東京オリンピックで戦えたことを誇りに思います。これからは僕は藤井さんと共に夢に向かい、そして藤井さんに認めてもらえるように頑張ります」と、決意をしたためた。

 そして「藤井さん大好き。ありがとう藤井さん。ゆっくり休んでください。心からご冥福をお祈りします」と、結んだ。

 藤井さんは昨年2月に自身のインスタグラムで「胃がんのステージ4」であることを公表。闘病生活の末、死去したことを所属するVリーグ1部の東レが12日に発表していた。藤井さんはセッターとして、16-17年シーズンに所属の東レを8年ぶりの優勝に導いた。17年に全日本に初招集。18年アジア選手権優勝に導くなど存在感を発揮し、東京五輪代表にも選出されるなど、今後の活躍にも期待が集まっていた。

 しかし、22年2月に胃がんが発覚。妻は女子元日本代表の佐藤美弥さん。2021年9月26日に結婚したばかりだった。

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