ドルーリー朱瑛里が5日の「BIWAKOクロカン」を欠場 過熱する報道、撮影、声かけなど環境の変化に「とても不安を感じました」

 1月15日の全国都道府県対抗女子駅伝(京都)の3区(3キロ)で17人抜きの区間新記録を樹立したドルーリー朱瑛里(しぇり、15)=津山鶴山中=が3日、代理弁護人を通じて5日の「BIWAKOクロカン2023」(滋賀県希望が丘文化公園)を欠場すると発表した。

 ドルーリーは代理弁護人のリリースを通じて「クロカンは走ったことがなく、挑戦したい気持ちで申し込みをしましたが、先日の晴れの国駅伝を経験して、報道の方々への対応や、周りの方々からの撮影や声かけの対処にとても不安を感じましたので、やむを得ず琵琶湖クロカンには出場しない決断をしました」とコメントした。

 「都道府県対抗駅伝後の環境の変化で、練習が以前のように自由にできなくなり、過度な報道で精神的にも疲れることが多かったです。自分が発言していないのに、学業や趣味など陸上以外のことも大きく報道されて戸惑いました」と吐露。「一部の雑誌記者は近所や関係者に取材し、同級生の自宅も調べて取材に行ったようです。私のために、周りの方々に迷惑をかけることはしたくありません。過度な取材は今度控えていただきたいです」と訴えた。

 ドルーリーは全国都道府県対抗女子駅伝で大ブレーク。1月29日には地元・岡山県で「『晴れの国 岡山』駅伝競走大会」に津山市代表として出走し、3区(中学生区間、3キロ)で9分40秒の区間新記録を樹立していた。その後の取材対応では「あまり注目されすぎるのがあまり好きではない。そういった面ではちょっと」と、困惑を見せていた。

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