東海大菅生高の監督に謹慎4カ月 今春の選抜大会に支障なし

 日本学生野球協会は20日の緊急審査室会議で、部員への体罰と東京都高野連への報告義務違反があったとして東海大菅生高の若林弘泰監督(56)に昨年12月5日から4カ月の謹慎処分を科した。同校は昨年の秋季高校東京大会を制し、今春の選抜大会出場が有力となっている。

 日本高野連は処分を受けて選抜大会の運営委員会を開き、27日の選考委員会で同校が選ばれた場合は大会出場に支障がないことを確認した。監督は謹慎処分期間中のため登録できない。

 若林監督は昨年8月、練習試合の際に1年生部員の尻を蹴った。部員は既に退学した。その後の調査で他の部員を平手打ちした事案も2件発覚した。

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