松田瑞生“ぶっつけ本番”で大阪8年ぶりV導く MGCもある1年「挑戦が自分のスタイル」

 ゴールし、ガッツポーズする松田瑞生(撮影・石井剣太郎)
 右腕を突き上げてゴールする松田瑞生(撮影・石井剣太郎)
 ゴール後、チームメートと優勝を喜ぶ松田瑞生(右)=撮影・石井剣太郎
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 「全国都道府県対抗女子駅伝」(15日、たけびしスタジアム京都発着)

 3年ぶりに有観客で行われ、大阪が2時間15分48秒(速報値)で8年ぶり4度目の優勝を飾った。序盤から先頭争いを繰り広げ、5秒差の3位でたすきを受けた最終9区(10キロ)の松田瑞生(27)=ダイハツ=が、5キロ付近までデッドヒートを繰り広げた神奈川を引き離した。

 4大会ぶりに出場した松田が貫禄を見せた。8年前の前回優勝もアンカーを走っており、「前回も3位でたすきをもらった。今日も優勝のテープが切れたらいいと思った」と会心の走りだった。

 今春予定しているマラソンへの調整のさなかで、駅伝は「試走もせず、コースもよくわかっていなかった」と“ぶっつけ本番”で挑んだ。中間地点のスパートも「ここで半分かというところ。下りでリズムをつくって走れた」と振り返った。

 今年はマラソンでの日本記録に加え、夏の世界選手権(ブタペスト)と、来年のパリ五輪の日本代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月、東京)への出場を目指す。東京五輪出場を逃した悔しさを胸に「挑戦するのが自分のスタイル」とハードスケジュールも辞さない構えだ。

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