3冠を手土産に勇退 駒大・大八木監督が退任を表明「今年で退きます」 後任は藤田コーチ「明日ぐらいから」

 選手と笑顔でガッツポーズの駒大・大八木弘明監督(撮影・金田祐二)
 総合優勝を決め、選手らに胴上げされる駒大・大八木監督(代表撮影)
 ゴールしたアンカーの青柿響と笑顔でハグをする駒大・大八木監督(中央右)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 往路優勝の駒大が復路は一度も首位を譲ることなく逃げ切って、完全優勝で2年ぶりの総合優勝、出雲駅伝、全日本大学駅伝を含め、史上5校目の学生駅伝3冠を達成した。タイムは10時間47分10秒だった。駒大は復路も優勝。完全優勝での3冠は、16年度の青学大に続く史上2校目の快挙となった。

 レース後の会見で大八木弘明監督(64)が退任を表明した。会見終わりにマイクを握ると「私事なんですが、今年で監督を退きますのでよろしくお願いします」と語り、現在コーチを務めている藤田敦史氏(46)が後任となることを明かした。「明日ぐらいから藤田に任せようかなと思っています」と、した。

 3冠を手土産として、名伯楽が大きな決断を下した。

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