卓球・全日本選手権にパラ選手の出場枠設置へ「障害者弱いと決めつけるのはおかしい」

 日本卓球協会は17日、24年の全日本選手権から、パラ卓球の日本王者らに一般の部シングルスへの推薦出場枠を設けることを理事会で決めた。対象となるのは加盟団体の日本知的障がい者連盟、日本肢体不自由者協会、日本ろうあ者協会の3団体で、男女各1人ずつ。オンラインで取材に応じた日本協会の宮崎義仁専務理事は「3団体は加盟団体だが、全日本選手権への推薦枠を与えていなかった。不公平感があるのではないかということで、公平にするべき」と経緯を語った。

 これで各都道府県協会や高体連、学生連盟など他の加盟団体と同様に、障害者卓球を代表する選手も同じ卓球台の上で日本一を争うことになり、五輪代表とパラリンピック代表の対戦が実現する可能性もある。宮崎氏によれば、今回の決定を受けた3団体からは歓迎され、感謝を伝えられたという。

 宮崎氏は「加盟団体のトップ選手が全日本に出てきて戦うのは当然のこと。やはりこれからの時代、健常者と障害者が大会も共に出るのは当然だろうと私は思う」と見解を述べ、「(過去に)片腕のない方が全日本学生王者だったりしたこともある。障害者だから卓球が弱いと決めつけるのはおかしい。全日本選手権という最高峰の戦いに、各加盟団体のトップ選手をもれなく参加させるべきだと考えた」と語った。

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