飯塚、ディーンらパリ五輪へ後押し ミズノが総事業費50億円の新施設をお披露目

 三次元動作解析システムを体験した飯塚翔太(右)と児玉芽生=大阪市
 ミズノの新研究開発施設「ミズノエンジン」のお披露目会に参加した飯塚翔太、ディーン元気、児玉芽生、水野明人社長、J1名古屋の永井謙佑、内田宅哉、甲田英将(左から)=大阪市
 3Dボディースキャナーの分析結果を見るディーン元気=大阪市
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 スポーツメーカーのミズノが8日、大阪市内の大阪本社に創設した新研究開発拠点「ミズノエンジン」をお披露目した。同社に所属する陸上の2016年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(31)、今夏の世界選手権代表で男子やり投げのディーン元気(30)、女子短距離の児玉芽生(23)、J1名古屋の3選手が施設の設備を体験した。

 通算3年、総事業費50億円をかけた地上2階建ての新施設は、今月稼働を開始。製品開発のため「はかる」「つくる」「ためす」の作業を一カ所で行うことを目指したという。3Dボディースキャナーやマーカーなしで動作解析ができるシステムが備わった体育館、試走用トラックなどが設備されている。

 飯塚と児玉は実際にトラックで計測を行った。これまで本社ビル内の20メートルの走路だったものが、新施設では90メートルになったため、飯塚は「長い距離を測れるとトップスピードに乗って貴重なデータが測れる。僕らの感覚と数字を掛け合わせて、より正解に近づきやすくなる」とデータ解析に見入った。

 まだ、ディーンは3Dボディースキャナーで自身の体の各部位を数値化。やりを投げる右腕の肘周りが左よりも2センチ太いとわかり「びっくりした。左右差が大きいとケガのリスクがある。気をつけているが、ミリ単位でわかるのは大きい」と話した。

 施設名の「エンジン」には、仲間の「円陣」の意味も込められている。水野明人社長は「100分の1秒をかけて練習している選手のためにも、新しいイノベーションセンターが大事。消費者、選手の皆さんが喜んでいただけるものを開発するのがわれわれの使命」と説明。ディーンは「選手としても活用できる施設だと思う」と話し、24年パリ五輪へ向けてのサポート強化にもなりそうだ。

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