松生理乃が完全優勝、フィギュアスケート中部選手権

 女子フリーで演技する松生理乃(撮影・石井剣太郎)
 賞状を手に笑顔の(左から)河辺愛菜、松生理乃、横井ゆは菜(撮影・石井剣太郎)
 女子フリーで演技する松生理乃
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 「フィギュアスケート・中部選手権」(25日、邦和みなとスポーツ&カルチャー)

 女子フリーが行われた。20年全日本ジュニア選手権覇者、松生理乃(17)=中京大中京高=が、SPに続きフリーも1位の127・93点、合計192・63点で完全優勝。今年の北京五輪代表の河辺愛菜(17)=中京大中京高=は、フリー118・03点、合計176・62点で2位だった。

 今季初戦。同学年で五輪代表の河辺を破った松生は「(今季)初戦ですごく緊張した。ミスはあったが転ばず、優勝できてよかった」と笑顔を咲かせた。フリー「Nella Fantasia」は、「この曲を滑ると自然と笑顔になれる」というお気に入りのプログラム。後半の連続ジャンプでミスは出たが、スピン、ステップとも最高のレベル4をとり、「初戦からこのくらいの点数はすごくうれしい」と話した。

 来月はGPシリーズ初戦のスケートアメリカが控える。「細かいミスをなくして、GPまでクリーンな演技にして米国に行きたい」と力を込めた。

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