バレー男子・ブラン監督、強化に手応え 世界バレーで五輪王者と死闘「状況切り開いていけると証明」

 バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督が12日、オンラインで報道陣の取材に応じた。日本代表は直近の世界選手権の決勝トーナメント1回戦で、東京五輪金メダルのフランスに2-3で惜敗し、16強だった。ブラン監督は「フランス戦で素晴らしい試合をすることができました。強豪チームに勝つために、状況を切り開いていけることを証明しました」と手応えを示した。

 一方で、2024年パリ五輪を見据えては、「強化しないといけない点がある」とも強調した。「現時点でトップ6のチームと日本チームとの違いはブロック。チームとしての戦略も非常に重要。全ての練習においてブロック練習も取り入れていますし、質を高めていく必要がある。まだまだ日本チームのレベルを高めていける」の伸び代を語った。

 今冬に若手選手の育成にも力を入れる方針も示した。20日程度の合宿などを計画しており、指揮官は「大学レベルから、インターナショナルレベルへと選手のプレーを高めていけるよう考えたい」と力を込めた。

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