伊藤美誠と石川佳純が2回戦で当たる“死の組”に 石川「早く当たってしまうのはしょうがない」

 卓球のTリーグの「NOJIMA CUP 2022」の組み合わせ抽選会が12日、会場のトッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われた。女子は昨夏の東京五輪団体銀メダルメンバーの伊藤美誠(スターツ)と石川佳純(全農)が同ブロックに入り、石川が南波侑里香との1回戦を勝ち進めば、2回戦で伊藤と対戦することが決まった。

 “死の組”で大会序盤での強豪対決となりそうだ。石川は、伊藤と早々に対戦する可能性があることについて、「早く当たってしまうのはしょうがない。思い切っていいプレーをしたい」と切り替えた。第1シードを持つ伊藤は、「1回戦終わってないですけど、石川選手と対戦できるうれしさもある。対戦したら思い切って自分のプレーをしたい」と気合を入れた。

 日本卓球協会は24年パリ五輪選考会として国内選考会を重視した日本独自のポイントシステムを設けており、今大会も対象となる。同協会に国際卓球連盟(ITTF)からの正式な返答がなく、最終判断には至っていないが、当面はこの選考方式が維持される方針だ。Tリーグ初参戦となる伊藤は「初めてのTリーグの個人戦。対戦が楽しみ」と目を輝かせ、「少しでも余裕を持ってできたらいいなと思います」と、目標を掲げた。

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