柔道五輪2連覇の大野将平「現役もがきたい」 柔道教室で心境「子供の笑顔に感謝」

 柔道教室で子供たちに大外刈りを教える大野将平=横浜武道館
 競技普及イベントに参加した柔道男子の大野将平(右)=10日、横浜武道館
 小中学生の前で柔道技「袖釣り込み腰」を披露したスキマスイッチ常田(左)。受けはドンマイ川端=横浜武道館
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 柔道男子73キロ級で五輪2連覇の大野将平(30)=旭化成=が10日、横浜武道館で行われた野村忠宏氏プロデュースの柔道教室イベント「野村道場」にゲスト講師として参加した。小中学生約200人の前で“代名詞”の得意技・大外刈りを指南するなど、笑顔を交えて交流し「子供たちの笑顔が自分自身のエネルギーに変わるので、逆に感謝です」と語った。

 自身は昨夏の東京五輪以降、体重無差別の全日本選手権を除いては実戦から離れており、復帰戦は未定。ただ、金メダリストとして柔道少年たちと触れ合うなど精力的に活動しており、「なかなか楽しいと思って稽古を積んでいくことは難しいことだと自分自身が一番理解しているが、その中でも、かすかな光みたいなものを見つけながら、現役をもがいていきたいと思っています」と心境を明かした。

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