藤波朱理 爆発的な強さ支える胃袋 週末のオフは「チートデー」

 パリ五輪の開幕(2024年7月26日)まで2年を切った。レスリング女子53キロ級で金メダル候補の藤波朱理(18)=日体大=が1日までにデイリースポーツのインタビューに応じ「必ず自分がパリ五輪に出て、金メダルを獲りたいです」と語った。中学2年時の17年9月の大会から無敗の100連勝を継続中。吉田沙保里の206連勝、伊調馨の189連勝の“最強伝説”に続く、ニューヒロイン候補のこれまでの歩みと素顔に迫った。

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 藤波の爆発的な強さを支えるのは「その気になればいくらでも食べられる」という胃袋だ。

 「食べることが大好きです。暇さえあれば(スマホで)おいしいものを探してますね」

 ただ、減量を伴う競技とあって、食事を取る際にも「めっちゃ気にしています」と、炭水化物や脂質を取り過ぎないなど細心の注意を払っている。トップアスリートならではのジレンマを抱えながら、YouTubeの大食い動画を見て憂さを晴らすこともある。

 それでも、週末のオフの1日は好きなものを食べていい「チートデー」に設定。上京してからは、都内のグルメ情報を調べて食べ歩くことが一番の楽しみだ。

 「今はカレー屋が多いですね。東京だと話題の店にもすぐに行けるのですごいです」

 ちなみに、マイブームはかき氷。「かき氷なら、いくら食べてもいいかなって(笑)。この前も食べに行って、めっちゃおいしかったです」。レスリング同様、グルメ談義にも熱がこもった。(デイリースポーツ・藤川資野)

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