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逸ノ城 気は優しくて力持ち 社会人時代から愛されていた当時振り返る

 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(24日、ドルフィンズアリーナ)

 平幕逸ノ城が12勝3敗で初優勝を飾った。宇良を寄り切って3敗を守った後、トップに並んでいた横綱照ノ富士が大関貴景勝に敗れて優勝が決まった。新入幕から47場所目の初優勝は、歴代9位のスロー記録。1972年名古屋場所で高見山が外国出身力士として初優勝してから50年の節目に、モンゴル出身の大器が賜杯に名を刻んだ。

  ◇   ◇

 気は優しくて力持ち。角界入り前から、逸ノ城はそんな存在として愛された。高校卒業後、社会人として初めて働いたのが鳥取県体育協会。職場の先輩で相撲部の監督だった小村仁志さん(47)は「おとなしく真面目な好青年。しゃべりかければしゃべる感じ」と当時を振り返った。

 布勢運動公園で施設管理業務を担当。清掃やグラウンド設営などに従事した。「ラグビーポールを人力で立てたりしていたので、力仕事はとても助かりましたよ」と小村さん。印象に残っているのは、やはりその巨体。「ユニホームのポロシャツが6Lか7L。探せば今もどこかにあるんでしょうけど、まず誰も着ることはないでしょうね」と笑った。

 4年前の倉吉巡業で再会。「覚えてくれていて『先輩、ごぶさたしてます』って。変わらないなと。関取になると偉そうになる人もいると聞いたこともあるけど、全然そんなことはない」とうれしそうに話した。かわいい後輩の初優勝。「一時の勢いが戻ってきた。照ノ富士に負けないように頑張って、上に上がってもらえたら」と期待していた。(デイリースポーツ・藤田昌央)

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