国士舘大・斉藤立号泣 80キロ軽い相手に抑え込みで敗戦 王者・東海大止められず準V

 「柔道・全日本学生優勝大会」(26日、日本武道館)

 男子は体重無差別の7人制団体戦で争われ、東海大が6大会連続の優勝を果たした。決勝は、全日本王者の斉藤立(3年)を擁する国士舘大と対戦。本戦では1-1で決着がつかず、代表戦で90キロ級の村尾三四郎(4年)が100キロ超級の斉藤と16分18秒の激闘の末、縦四方固めで殊勲の一本勝ちを収めた。敗れた国士舘大は、07年大会以来の優勝はならなかった。

 代表戦で敗れた国士舘大・斉藤は、優勝を逃したショックで顔を伏せて号泣した。表彰式の間も顔を上げられず、試合後も30分近く顔を手で覆った。吉永監督によれば4月の全日本選手権で右膝を痛めて以降、十分な練習を積めていなかったという。それでも、この日も3勝を挙げるなど力は発揮。指揮官は「あと少しだったが、勝ち切る難しさを痛感した。しっかり反省したい」と雪辱を誓った。

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