東京SG・マッケンジー退団の意向表明「またいつか、ぜひ日本でプレーしたい」

 スタンドのファンに手を振るダミアン・マッケンジー(撮影・棚橋慶太)
 前半、激しいディフェンスに転倒する東京SGのダミアン・マッケンジー(中央)=撮影・棚橋慶太
 前半、ペナルティキック前にほほ笑む東京SGのダミアン・マッケンジー(撮影・伊藤笙子)
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 「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、埼玉18-12東京SG」(29日、国立競技場)

 東京SGはノートライで埼玉に敗れ、初代王者には届かなかった。

 ニュージーランド代表キャップ40を誇るFBダミアン・マッケンジーは、4本のPGでチーム全得点をたたき出した。しかし、前半終了間際にトライ寸前でノックオンの反則。思わず顔をしかめて頭を抱えた“ほほ笑みの貴公子”は「ボールをうまくコントロールできなかった。(トライを)とれると思ったけど、落としてしまった」と、痛恨の場面を振り返った。

 今後については「契約自体は今年で終わり。ニュージーランドに戻る」と退団と母国でプレーする意向を表明。リーグ初代得点王にも輝いたスーパースターは「すごく自分では楽しめたシーズンで、素晴らしいチームでプレーできた。環境も素晴らしかった。またいつか、ぜひ日本でプレーしたい」と充実感もにじませた。

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