横審、休場明けV照ノ富士に賛辞 紺野、池坊両委員が初出席

 横綱審議委員会の定例会合に出席した池坊保子委員=23日、東京・両国国技館(日本相撲協会提供)
 横綱審議委員会の定例会合に出席した紺野美沙子委員=23日、東京・両国国技館(日本相撲協会提供)
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 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は23日、東京・両国国技館で定例会合を開き、休場明けの大相撲夏場所で3場所ぶり7度目の優勝を遂げた横綱照ノ富士について、高村正彦委員長(元自民党副総裁)は「心身ともに大変な状況の中で、最後はしかるべき成績を残してくれた」と賛辞を贈った。

 新委員となった俳優の紺野美沙子さん、元文部科学副大臣の池坊保子さんは初めて出席。紺野委員は後半戦で巻き返した一人横綱を「横綱の責任を果たされた。心技体がますます充実してこられた」とたたえた。

 不振の3大関には厳しく、池坊委員は「大関は横綱予備軍なのだから」と苦言を呈した。

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