フィギュアスケート・田中刑事「幸せな競技人生」 18年平昌五輪代表

 フィギュアスケート男子で2018年平昌五輪代表の田中刑事(27)=国際学園=が29日、横浜市で引退記者会見を開き「いいことはほんの一瞬でほとんどは苦しい時間だったが、これからの糧になる。幸せな競技人生だった」と語った。

 岡山県倉敷市出身の田中は11年の世界ジュニア選手権で2位、グランプリ・シリーズでは16年NHK杯と19年スケートカナダで3位に入った。初出場した平昌五輪は18位だったが「五輪がかすんでしまうほど、どの試合もエピソードがあり、たくさん応援してもらえた」と振り返った。

 11位に終わった昨年12月の全日本選手権後に引退を決断。この日はプロスケーターとしてアイスショーに出演し、ピアノ曲に乗せて情感豊かに舞った。指導者としての活動も始めており「全日本は悔しかったが、目標があったから次の一歩を強く踏み出せた」とすがすがしい表情で話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス