高木美帆が始球式「もうちょっとかっこよく」と不満も、ビッグボスに金メダルパワー注入

 始球式で投球する高木美帆(撮影・中島達哉)
 始球式で投球し、笑顔を見せる高木美帆(撮影・中島達哉)
 始球式で登場した高木美帆(左)と握手する新庄ビッグボス(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-オリックス」(28日、東京ドーム)

 2月の北京五輪で女子スピードスケート1000メートルでの金メダルなど、計4個のメダルを獲得した高木美帆(27)が始球式を行った。

 背番号「22」の日本ハムのユニホームをまとって登場。「直前までキャッチボールをしていた」と練習を積んで臨んだマウンドだが、残念ながらノーバウンド投球とはならず。「今日は思い切り投げてみようと思った。もうちょっとかっこよく投げられたら良かった」と笑顔だった。

 客席からはどよめきと拍手がわき起こったが、高木自身は苦笑いを浮かべ、悔しそうな表情もにじませた。一塁ベンチ前では出迎えた新庄監督に金メダルパワーを注入。笑顔を浮かべ、ガッチリと握手をかわした。

 自身4度目の始球式で「久しぶりにマウンドに上がってうれしかった」と話す一方で、新型コロナ禍の影響もあり満員とはならない場内に「まだ通常には戻っていないもどかしさを感じた。早く収束を願うしかない」と話していた。

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