羽生結弦 22-23年特別強化選手 竹内洋輔フィギュア強化部長「基準に沿って」

 日本スケート連盟は21日、都内で理事会を開催し、22-23年の強化選手を承認した。フィギュアスケートではソチ、平昌五輪2連覇で、今後の現役続行について明言をしていない羽生結弦(27)=ANA=も特別強化選手に名を連ねた。

 竹内洋輔フィギュア強化部長は「基準に沿って選んでいる」と説明。引退を表明した選手をのぞき、前年の全日本選手権や世界大会での成績など、規定を満たした選手を機械的に選んだという。現段階で羽生の意向は連盟に届いておらず、現役続行の意思表明ではない。特別強化選手は今後の取り下げも可能。

 羽生のほか、北京五輪銀の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、3月の世界選手権を制した宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の坂本花織(シスメックス)らを特別強化選手に指定した。

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