飛び込み男子で昨年の東京五輪に出場した15歳の玉井陸斗が9日、兵庫・須磨学園高(神戸市)の入学式に出席した。新しい制服に身を包み、高校生活をスタートさせ「競技も勉強もしっかり取り組んで、いろんなところを成長させていきたい」と笑顔で抱負を語った。
同校はスポーツが盛んで「水泳部の仲間と一緒に出場したい」と全国高校総体を楽しみの一つに挙げた。「一番の目標は、3年の時にパリ五輪がある。そこでメダルを獲得できたら」と力を込めた。練習拠点はJSS宝塚で変わらない。
玉井は12歳だった2019年の日本室内選手権で史上最年少優勝、東京五輪では高飛び込みで7位に入った。